王様の耳はロバの耳

ミリシタ(アイドルマスターミリオンライブ シアターデイズ)がメインになるかと思いますが、まあ色々。

こういう据え置きタイトルはいかがか。

前回より、PS、ニンテンドースイッチなどに代表される据え置きタイトルについて

考えているうち、少し思いついたことがありまして。

 

そもそも、据え置きで出す意味ってなんだって話ですよね。

似たような内容がアプリで展開されているのであれば、

同一の客層を食い合うだけで全く意味がない、というか、害しかない。

市場規模だってアプリゲーの方が断然大きいしね。

PS4は一家に一台無いが、スマホ持ってない奴ぁいねえ。

つまり、スマホに無くて、据え置きにはある、という事をやらないと

メリットが無い。

 

据え置き機のメリットとしてパッと思いつく事。

テレビ、モニター接続なので画面がでかい。

マシンパワーが安定している。

実際のところ、ゲーム機とハイエンドスマホだとスマホのほうが能力高い事も

しばしばなのだが、プレイ可能機種をあまり足切りしすぎる訳にも

いかないので、アプリゲーは低めの性能でも動くよう、

配慮、調整しなければならない。

据え置き機であればスペックが分かっているので、

その中で最高の映像を提供できる。

ムービー、ライブ映像を見るには、据え置き機のほうにも利はあるのだ。

 

ここまで来れば、結論としては早い。

据え置き機で出すべきは、ライブ鑑賞と写真撮影に特化したソフト。

要は、ライブフォーユーと、グラビアフォーユーだ。

そして対象ブランドは、シャイニーカラーズとSideM。

 

既に3DMVを搭載しているミリシタ、デレステでは意味が無いが、

この2ブランドであれば、それは喜ばれるんじゃないのか。

外付けのMV再生装置だよ。しかも高画質、大画面の。

音ゲー要素とか、ゲームの要素は一切いらない。

その代わりに、ただただ映像、演出のクオリティを高める。

ストーリーも、キャラ紹介とさわりの部分程度でいい。

何なら初手からスキップ可能でもいいくらいだ。

 

ストーリーとか、ゲーム要素は本家のアプリでやってくれればいいんだ。

スマホでの再生にこだわらない事で、他の競合アプリと一線を画した

超美麗映像を実現する。

そこらのメーカーでは真似できないよ。

家庭用ゲームの製作部門があるバンダイナムコにしかできない事だ。

それはアドバンテージにならないか。

 

ゲーム機本体も安いものではないし、アプリ本編との二重投資になるので

ソフト価格は抑える必要はあろう。

というか、安くしていいよ。1000円でも500円でもいい。

インパクトを大きくして、宣伝に使おう。値引き分は広告費だよ。

収益の本体は、ダウンロードコンテンツなんだから。

ダンス付の楽曲、衣装、小物など、このあたりはもうお手の物だろう。

ガシャはリターンが不確定だが、直接購入であれば絶対手に入るので

むしろこっちの方が良い、という人もいるはずだ。

本編でも衣装が多数用意されてるんだから、デザインストックも十分。

操作に気をとられず、ただただ鑑賞するのも良いじゃない。

 

メールでの交流とか、そっちの機能はちょっと考え物だね。

そういうのは本編でやらないと、エピソードに穴が開く可能性がある。

実質強制でこっちも買え、というのは反感を買う。注意すべし。

 

3Dモデルは、スタマスので良いからね。

シャニマスの5人はそのまま使えるし。

ステージフォーユー機能もスタマスにあるんでしょ?

正直映像、演出面はスタマスを超えて欲しいので

グレードアップはして欲しい所ですが、まあ流用できる部分は流用して。

 

曲もある、ダンスもある。

シャニマスはリアルライブやってるし、SideMはエムステがある)

衣装のデザインもある。

ベースとなる3Dモデルもある。舞台演出のフォーマットもある。

ほぼ有り物でいけるだろ。

やらない理由が、何かあるかね?

 

セットリスト、出演アイドル、衣装、舞台演出。

自分好みのライブを撮って、動画サイトに上げる人も出てくるだろう。

俺の、私の渾身のプロデュースを見てくれ、と。

そこの映像が凄ければ、興味を持つ人も出てくるかもしれない。

無償で広告をしてくれるのだ。こんなにありがたい事はない。

 

あとは、あれだ。

据え置きのほうにはジョブズはいねえ。

グラビアフォーユーには、これはアウトだろってのも思い切りあったからな。

存分にやれるぞ。

 

だから、やろう。

ぜひともやろうじゃないか。