王様の耳はロバの耳

ミリシタ(アイドルマスターミリオンライブ シアターデイズ)がメインになるかと思いますが、まあ色々。

4周年公演を終えて

皆様、イベントお疲れ様でした。

私は担当1000位狙いでしたのでそこまで走った訳ではありませんが、

ボーダーのポイントとか、気になって何回も確認しちゃいましたからね。

100位狙いの猛者達の戦いは、それは激しかった事でしょう。

そして、確実に生まれているであろう52人の101位の方々、

心中お察し致します。

 

初体験の周年でしたが、楽しいものでしたね。

報酬もオートパスもばかばか増えるので通常のイベントよりよっぽど楽ですし、

何より無料10連がありがてえ。

そこそこ上振れしてくれましたし。

 

まあ、その代償として限定チケットが石2個に化けましたが。

・・・限定なんて大半未所持なのに、なんで被るん・・・?

 

そしてここから5年目。

展開の主軸は、「MILLION THEATER SEASON」になるのでしょうか。

大雑把な認識ですが、13人ずつのユニットという事で良いのかな?

興行的には、ミニとはいえリアルライブ、イベントの契機にできるのは

良い事ではないかと思います。

元々、アプリ以外の収益を重視したビジネスモデルでしょうから。

 

それと、これはあくまで個人的な印象ですが。

「MILLION THEATER SEASON」をきっかけに、

いよいよ39人+13人の体制から、52人体制に移行するのではないかと思っています。

ASという枠組みを完全に無くす訳ではないでしょうが、

今まで明らかに存在した待遇の違いを無くしていき、

ミリオンのシアターに間借りしていたAS、から、

ミリオンの世界の中に、ちゃんと居場所をつくるというか。

 

従来、アイドルマスター=ASであったため、

アイドルマスター」という冠つきの作品なら出ても良い、という

別枠での出演権みたいなものがあったように思います。

それゆえにシンデレラガールズにもいたし、ミリオンライブにもいた。

ただ、あくまでもゲスト枠というかオーバーエイジ枠という感じで、

本職は据え置き機での展開ですよ、と。

 

実際、既に人気、知名度のある集団なので、

全く無名の新ブランドに履かせる下駄として、有用であったと思う。

しかしながら現在、アイマス各ブランドはそれぞれ成長し、

初期ブースターとしての役割は消失して久しい。

また現状AS自体の影響力も低下しているため、

無理して他ブランドに出る意義、効果が薄い。

そうであれば、一旦どこかに腰を落ち着けても良いのではないかと。

 

以前はともかく、今であればもう「ASを独占しやがって」とは言わないでしょ。

デレステとかシャニマスのPからしたら、

むしろ来るんじゃねえという人の方が多そうですし。

ありがたく、ミリオンでいただいておきましょうよ。

 

「ASはオワコン」「ASの影響力は落ちてる」「若い人は知らない」

とか言われて老害扱いされる向きもありますが、

正直それは舐め過ぎだと思う。

確かにAS13人だけで新作ソフトを支える力はもう無いかもしれないが、

アイドル単体としての人気、パフォーマンスはまだ十分に維持している。

実際、ミリオン内での今回の4周年競争、TC選挙など見ても結構強い。

集客力はあるのだ。

 

昔に比べて魅力が増しているキャラも少なくない。

個人的には千早とか律子とか今が一番良いくらいだし、

そもそも単純に歌が上手い人がいるので、

混ざってるだけで楽曲のクオリティが上がる。

そして何より、過去の膨大な楽曲が使える。

選りすぐりの名曲、人気曲を使う権利が付いてくるのだ。これがでかい。

ASが居る事によるメリットは、確かにあるのだ。

ASという「別ブランド」が混じる事によるデメリットと天秤に掛かるだけで。

 

そう、最初は確かに異物であったのだろうと思う。

AS独自の色、世界観を持つがゆえに、

シンデレラの世界、ミリオンの世界を歪めてしまう。

それゆえに、シンデレラはそれを害として排除する方向に舵を切り、

従来のアイマス色から脱却した、

真の意味での新しいブランドを確立する事ができた。

 

そしてミリオンライブはASを抱え続け、ミリオンの色とASの色と、

どちらとも言えない微妙なブランドとなってしまったように思う。

ASも一歩引いてるんだけどね。やっぱ元が強いから色出ちゃうのよ。

それが伸び悩みの一因でもあったと思う。

 

だがミリオンライブ開始からはや8年。

そろそろ馴染むきっかけくらいは出来てきたと言っても良いのではないか。

プロ野球の外国人助っ人だって、8年いれば馴染むだろ。

ラミレスとか監督までやってんだから。

 

というか、ようやく馴染ませる方向に行く気になった、

行く空気ができてきた、という感じではなかろうか。

穿った見方をするのであれば、栄光のASがミリオンと同格など認めん、

などというAS原理主義者も、そろそろ丸くなったろうと。

もう単独活動も難しいし、活動場所が無くなるよりは良いだろうと。

 

なんというか、古参としてはASのPは赤羽根Pか頭Pの字の例の彼で、

イケメン風味のミリPのイメージは薄いんですけどね。

まあ、時代は変わったという事ですよ。

AS組がミリオンの1アイドルとして溶け込み、

ブランドとしてミリオンライブの印象が前にでるようになれば、

自然、世代交代も行われることになるでしょう。

ミリオンライブといえば天海春香、ではなく、春日未来なのだから。

 

また、ASが凋落したというのもOFA、劇場版のあった2014年以降、

メンバー、立場の固定化によりネタが切れた事、

それもあり長らくちゃんとしたスポットを当ててない事が原因かと思われるので、

ミリオンのメンバーと交流していく中で、

新しい魅力、エピソード、関係性を補充していければ、

以前の輝きを取り戻す事もあるかもしれない。

とはいえAS再独立、というのは混乱を招くだけなので避けて欲しいのですが。

 

実質、4ブランド化への移行という事ですかね。

(シンデレラ、ミリオン、シャイニーカラーズ、SideM)

大体、高木社長765プロなんだから、

ASとミリオンが別ブランドってほうが無理があるんだ。

 

上記全て、私の妄想文章なのは百も承知であるが。

52人の765プロとして、新しい道を歩いて行って欲しいと思う。