王様の耳はロバの耳

ミリシタ(アイドルマスターミリオンライブ シアターデイズ)がメインになるかと思いますが、まあ色々。

765プロダクションをつくろう

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765プロダクション」というものを作ってはどうだろうか。

無論、どこかの土地に劇場を建てようという話ではない。

事務所や劇場はネット上のもの、

要はホームページやYoutubeチャンネルです。

 

Youtubeには既に「アイドルマスターチャンネル」があり、

アイマスブランド全体のネット上の拠点と位置付けられていますが、

それとは別の「ミリオンライブ!」として独立したもので、

単独で採算が取れる事を目的としたもの。

 

何と言いますか、ホロライブみたいなものと言えば分かりやすいでしょうか。

勿論法人としてはバンダイナムコであって

事業として独立分社する訳ではないですが、

 バーチャルアイドル52人を抱えた事務所として活動するのです。

 

Vチューバ―って別にゲーム作ってないじゃないですか。

(ユージェネ、というのもありますがあれは例外として)

それでも商売としてやっていけてる訳ですから、

ゲーム以外の媒体での活動であっても、

ミリシタとは別の、「ミリオンライブ!」ブランドの発信源、

収益源にする事もできると思うんですよ。

 

例えばYoutubeチャンネルとして「765プロ劇場」を作り、

動画や音楽のコンテンツを配信する。

Vチューバ―の如くライブ配信をやっても良いですし、

アイドルが出演する企画動画で収益化を狙っても良い。

別にステージを披露するだけがアイドルの仕事ではないですからね。

クイズ番組でもトーク番組でも実写と組み合わせての旅番組でも、

別に何でも良いですし、何でもできます。

歌ってみたはお金取ったらギリアウトの可能性はありますが。

 

また別に、バーチャルアイドルとしてバンダイナムコ他の商品CM、

いわゆる案件動画とかの依頼を受けても良いですし、

SideMでやるようなガチ企業のCMをやっても良い。

ご当地アイドルとして自治体と連携して地元PR大使をやるとか、

献血キャンペーンガールとか、できる事は多いと思うんですよ。

何しろ人数は結構多いので、得意分野、関連フックは多々あります。

静香が丸亀製麺のCMやってませんでしたっけ? ああいう感じです。

 

そうやって、ゲームとは関係ない部分でミリオンライブ!

というブランドを育てていっても良いんじゃないでしょうか。

こちらの、バーチャルアイドル事務所としての活動が軌道に乗れば

それだけで続けていけますし、広告などでちょっと興味を持った場合、

ゲームをダウンロードして始めるよりは、

関連動画1本見るほうがハードル低いと思うんですよね。

それでファンになってくれれば、ゲームもやろう、となるでしょうし。

 

単独事業としてやっていけるのであれば、

その為のスタッフも雇用、維持できますし。

現状既にVチューバ―は多く、全くゼロからの後発では厳しいでしょうが

765アイドルはただの新人ではありません。

Showroomでの星井美希ライブ配信で視聴者10万人とか、

結構な集客力がある事は証明されているので、勝算はあるかと。

 

最大の理由としては、ゲーム以外の受け皿を作りたいんですよね。

以前より外部発信の重要性を説いてきましたが、

新規顧客を引っ張れたとして、受け皿がゲーム、ミリシタだけだった場合、

そこでガッチリ定着させられるかと言うと、まあ確実ではない訳ですよ。

 

そもそもリズムゲーム嫌い、苦手って人もいますし、

ロードが長いとかもずっと言われています。

さすがに4年前のゲームですし、グラフィック周りなども

現在の最新鋭には遅れを取っているのではないでしょうか。

そして、今後時間が経てばたつほど当代の最新鋭とは差が出ていきます。

そこで、仮にゲームは微妙だな、と思う人がいたとしても、

他の手段で動画やライブなど楽しめるのであれば、

ブランド自体には付いてくれる可能性が出てきます。

そういう客を逃してはなりません。

 

また、ゲームである以上いつかはサービス終了の時はきます。

そういった空白期間でも継続して情報やコンテンツを発信し続け、

お客様を繋ぎとめておけるもうひとつの柱があれば、客離れも防げます。

更に言えば無理やりゲームを出す必要もなくなりますので、

急ぐ事なく、じっくりと完成度を高めてからリリースする事もできるでしょう。

 

実のところ、こういうアイドルゲームでサービス終了した後でも

別の形でコンテンツを継続している例は結構あります。

ときめきアイドル、Readyyy! など)

そういう事ができる、それで採算が取れているのであれば、

別にゲームが続いていても同時進行でやって悪い事はない。

 

先人はいます。それに倣い、良い部分はどんどん取り入れて

ブランド力を高めていって欲しいものです。