王様の耳はロバの耳

ミリシタ(アイドルマスターミリオンライブ シアターデイズ)がメインになるかと思いますが、まあ色々。

評価と知名度と売上と

皆様イベントお疲れ様でした。

今まで32000pts教徒でしたが、報酬につられて70000pts教徒に宗旨替えですよ。

新規組にとって、PSPは非常に大事。

ちょっと大変でしたが、こうやって衣装がもらえるのはありがたい事ですよ。

ぜひ今後も続けてもらいたいもんです。

 

さて、今回のテーマは「宣伝は大事」という事です。

最近、興味があったので色々なコンテンツの売上高の推移を見ておりまして。

基本的に売上高ってのは時間経過とともに下がるもので、

ミリシタの売上もまあ落ちているのですが、その下げ幅が

他のコンテンツに比べて大きいのかそうでもないのか見よう、と思い

調べ始めたのですが、見ていくうちに面白い動きをするものたちが。

 

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2018年1月より

タイトル 放置少女 マフィアシティ お願い社長 Hero Wars

 

延々落ちないどころか、上がってたりします。

しかも、言っては何ですがゲーム内容的に優れているとは言い難いものでも

売上高のまあ多いこと。

(縦軸億円単位なんで、Hero Warsでも4億とかです。Game-I調べ)

 

概ねミリシタは2億前後というところなので、

おねがい社長の半人前というところなのですが・・・。

あちらが2倍面白いかというと、正直そうは思えません。

 

では何故こうなるのか。

 

ネット環境にいる頻度が高い皆様であれば覚えはあるでしょう。

これらのタイトルは、CM、広告がめっちゃ多い。

この宣伝力、広まる知名度が売上増の要因である事は疑いありません。

そして、ターゲット層はおそらくゲームに詳しくない人。

 

普段ゲームをやっている層であればクソゲー判定ものの内容でも、

グラフィックが良く、操作性やお手軽感があれば

暇つぶしとして楽しむには十分なのでしょう。

なにしろ比較対象としてのゲームプレイ経験に乏しいですからね。

高級レストランを知らなければ、ファミレスでも御馳走です。

販売戦略、訴求対象をきっちり見定めた上でのこの戦略、

まさにお見事。

新しい層への訴求、開拓がいかに重要か分かりますね。

 

こと、売れるかどうか、という事だけを考えた場合は、

職人的にクオリティだけを追求するよりも、

目立つ方に注力した方が有効なのかもしれません。

中身が伴わなければいずれ落ちるでしょうが、

ともあれ一時期は売れる訳ですし。

知られなければ一回も売れない。

一発屋芸人も、実は成功している組というべきでしょう。

 

アイマスが宣伝過多の中身無しになって欲しい訳ではありませんが、

こういった、売れるために必要な事を理解して、実践している企業は

それはそれですごいと思うので、

参考にできる部分はして欲しいものですね。

 

以上、売上高にびっくりした、という話でした。