王様の耳はロバの耳

ミリシタ(アイドルマスターミリオンライブ シアターデイズ)がメインになるかと思いますが、まあ色々。

Cygames恐るべし。

良いものは参考にすべし。

表面のパクリではなく成功の理由を分析し、

それが他の事例にも当てはまるのか、

改良、調整の必要は無いか、など検討すべし。

 

そう思っているので、直近のヒットアプリである

ウマ娘」の考察とかする事もあるのですが。

何と言うか、意見が極端な人が多いね。

まあ、激しい感情を抱いた人しか意見表明なんてしないだろうから

それもまあやむなし、かもしれませんが。

もうちょっと落ち着きません?

 

アプリのほう、「ウマ娘 プリティーダービー」の評判とか見る訳ですよ。

そうしたらばまあ、☆1評価でボロクソのコメントが出るわ出るわ。

内容は概ね、ガチャが渋いか飽きたのどっちか。

搾取されただの、時間の無駄のクソゲーだのこき下ろし放題ですが。

なんか、ちょっとひどいような気がしまして。

 

なんだかんだ、飽きるまでは楽しくプレイしてたんじゃないの?

最終的に飽きて辞める事になるのは、

ゲームに限らず、ほとんど全部の娯楽はそうでしょう。

期間が短かったとはいえ、存分に楽しませてもらったのであれば

そこまでこき下ろす事はないんじゃないか、と思うのですが。

 

それまで楽しかったからこそ、それが失われた時に

深く落胆したり、怒ったりする訳で。

クソゲーと思いながらやってて(もうこの時点でおかしいですが)

それを辞めたところで、まあこんなもんか、暇は潰せたな、

くらいかと思うのですが。

課金しちゃったからそれが無駄になるのが腹立つ、であればなおの事。

面白かったから課金したんじゃないの?

クソゲーだと思っているクソゲーにわざわざ課金するとか、

石油王でもないとしないと思うんですよ。

 

☆1ってのは飽きた後の今の評価であって、

ちょっと前までは☆5評価だったりしませんか?

楽しかった時の記憶まで嫌いになる事はないんじゃないですか?

どうせ、ウマ娘ってコンテンツ自体はこれからも残るし、

話題にあがる、目に入る機会も多いと思います。

その度に嫌な気分になっちゃうように思い込むのは、

今後においてもマイナスですよ。

今までありがとう、という気持ちで送り出してあげましょうよ。

  

可愛さ余って憎さ100倍。

 

一回も可愛いと思ってもらえず消えていくアプリが大半の業界なので、

私はウマ娘のアプリを非常に高く評価しています。

好き嫌いは別にしてね。

メーカー側が意図してそういう風に作ってあり、

そして、狙い通りの成果を出しているんです。

だったら、優秀な、成功した商品と言って良いのではないでしょうか。

 

そうであれば、その手法について見るべき部分はあると言えるかと。

サイゲの弾は、ウマ娘だけじゃありませんよ?

グラブルだって、プリコネだって、デレステだって、

胸を張って売れました!と言っていいでしょう。

シャドウバースだって、ジャンル全体が廃れただけで

国内では覇権でしょう。

 

Cygamesのヒットメーカーとしての手腕は、相当なもんだと思います。

そういう部分を見てみるのも、興味深いかな、とか思っています。

 

 

再び、SideMに思うこと。

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やっぱり、なんだかんだ動向は気になるので

SideMの生配信を見てしまいました。

 

7周年記念配信であって新アプリの情報発信がメインという訳ではなかったのですが、

ある程度の情報公開はありました。

そこで、新全体曲の試遊があり、プレイ画面が出たのですが。

やっぱり左端の「MV」ボタン、注目されてましたね。

これ、どうなるかね。ある意味ハードル上がってしまったが。

 

公式からの言及は無かったので詳細はまだ不明かと思いますが、

さすがにプレイ画面から音ゲー部分消すだけ、って事は無いと思いたい。

ちびキャラがちょこちょこしてるだけではさすがに間が持たない。

3DMVか、最悪でもデレステの2Dリッチくらいは出さないと

一旦舞い上がったユーザーが地面にめり込んでしまいかねない。

 

個人的には、やっぱり3DMVは必要だと思う。

ユーザーの満足も勿論の事ではあるが、やっぱり宣伝に使えるのが大きいよ。

ウマ娘爆発の要因の一つには、

あのハイクオリティのライブ映像が一役買った事は疑いなかろう。

宣伝は、短時間でインパクトを与えないといけない。

それにはド派手な舞台演出と合わせたライブ映像は大変適していると思う。

 

さらに、ゲーム部分と別枠での実装であれば

ノーツとか考慮する必要が無いんだから作るのも楽だろうし、

表現の幅も広がるだろう。ウマ娘のMVが凄いのも、

操作要素無しの完全ムービーだからという部分は大きいと思う。

あれぐらいのものを打ち上げれば、広告塔としては十分でしょ。

 

元々、初代箱マスの時点でゲームとMVって別だった訳だし、

音ゲー1回クリアしたら御褒美でMV解放で良いじゃない。

撮影機能付きならなお良し。

 

また、課金要素にも関わってくると思うのよ。

商売である以上、何らかの形でガシャなり課金なり

してもらわないといけない訳じゃない。

普通のソシャゲなら、よりステータスやスキルが強いカード。

アイドル系なら衣装、楽曲、小物なんかになると思います。

アイマス伝統のDLCは、ぶっちゃけ衣装を買ってたようなもんだ。

 

で、リズムゲームの場合、プレイヤー本人の腕前に左右される部分が大きいので、

カードのスキルやステータス更新と相性悪いと思うんですよ。

カードが強くても腕が無いと意味が無い。

ミリシタのスコアアタックがまさにそんな感じで、

最高難度のMM譜面をノーミスフルコンできる腕があって、

初めてカードの能力に意味が出てくる事になる。

なので、カードの強さを求めるユーザー自体が多くない。

カード性能強化がガシャを引く原動力になりにくいし、

実際ミリシタのカードはスキルとかそこまで凝ってない。

 

訴求力として強いのは衣装のほう。

私も衣装欲しさに担当のガシャとかブン回す事もあるのですが、

これは3DMVがあって、そこで着飾った姿を見られるから回してるわけで。

もし、SideMに3DMVが無いのであれば、

この最大の集金武器が使えなくなる恐れがある。

いくら何でも、立ち絵の衣装替えに大枚はたく奴はいないだろ。

カッコいい、かわいい衣装の姿で歌って踊るのを鑑賞できて、

写真、スクショ撮ってってのができるから、衣装が欲しいわけじゃない。

これが無いとまずいって。ガシャ引く要因がなくなっちゃうよ。

 

追加は毎月2曲とのことで、これもまた作業量的に

判断に迷うラインではありますが。

実は隠してるだけで、ホントはミリシタクオリティで

MV作り直してるに一票入れたい。

そうでなければ、どう考えたっておかしいよ。

 

リリース直前でもの凄いMV出して、YouTubeとかでガンガン流して、

話題性を高めた所でサービス開始!

これでいきましょう。

 

言うて、お仕事コラボキャンペーンで本当に結構な数の企業から

声が掛かるってのは、やっぱり無名コンテンツとは訳が違うのだ。

下駄が履けていることは間違いない。

ある程度の注目は集めるのだから、そこで一発かませれば

ロケットスタートも夢ではない。

 

だから、ちゃんと作り込んで、テストプレイも万全で出しなさいよ。

最初の印象が一番大きいんだからね。

言いたくはないが、ミリシタの二の舞は避けてくれ。

 

自分はおそらくプレイする事は無いかと思いますが、

系列ブランドを愛する者として。

こういう明るい未来が待っている事を、切に願います。

 

 

MVを推そう。

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ここの所、いろんなコンテンツについて知見を深めてまいりましたが、

やっぱりミリシタの優位点はMVだと思います。

今後もいろんな場所で広告を打っていく事はあるかと思いますが、

なんとか動画でね、歌って踊る所を見せられないもんでしょうか。

 

そもそも広告宣伝とは魅力的な部分をクローズアップして印象付けるべき

ものであり、競合他社と比較して優れている事を見せなければならない。

 

こう言ってはなんですが、ミリシタって別に絵がズバ抜けて良いわけじゃ

ないじゃないですか。

もちろんアイドルのみんなは可愛い。

SSRのイラスト絵だって、相当凝っていて美しい。

とはいえ、他のコンテンツでもそこは頑張ってるんですよね。

見た人に、どっちが可愛いか、魅力的かと聞いたところで、

正直好みによる、としか言えないんじゃないでしょうか。

なので、イラストの広告をどんなに頑張っても、

効果はいまいちに思えるんですよ。

 

じゃあキャラクター性だ、となっても、短時間のCMでそれを伝えるのはまあ無理。

実際のところ、ミリシタ、というかアイマスのキャラ性って特色があるので

立派な武器になるとは思うのですが、じっくり染みていく型の良さなので

CMで叩き込むのには向かないでしょう。

 

ならば楽曲か。歌を流すか。

元来、ミリオンは楽曲が良いと言われてますし、実際私も好きな曲は多いです。

(というかほとんど好き。この打率の高さは素晴らしい)

しかしながら、これもみなさん頑張っていらっしゃる。

他のコンテンツの曲を全部聞いている訳ではないですが、

それぞれ魅力的な代表曲はありますし、

全く知らないコンテンツに意外な良曲が埋もれてたりしますしね。

クソみたいなエロゲーでもオープニングの歌だけは良かったりするのは

何ででしょうね?

あとまあ曲は大音量だと迷惑ですし、流せる場所も限られそうなので。

 

そこで本題です。

ミリシタのMVは、明確に他の競合コンテンツより良いと思います。

何が良いかって、突き詰めると振り付けが良いんじゃないでしょうか。

ダンスが曲の歌詞、世界感を表現していること、

指先や表情、目線など、心情表現が豊かであること。

緩急があるのも良いですね。

体の角度とかくねりとか、手のひらの使い方も印象的で独特かと。

ターン一つ取っても、「Precious Grain」「Only One Second」

「はなしらべ」など、それぞれ印象的であり、ハッと目を惹かれます。

 

ねっとりとした色気、キレのあるカッコよさ、どちらも魅せますし、

ミリオンの楽曲は多様性があるので、その曲ごとの特徴に合わせ、

アイドルもまた様々な面を見せてくれます。

そしてそれを映し出すカメラワーク、カット割り。

これが組み合わさって、最高峰のMVを生み出しているように思います。

 

差別化という観点で言えば、むしろ動きがおとなしめのMVのほうが

凄みがわかりやすいかもしれませんね。

アイドル=ポップでキャッチ―みたいな印象は強いでしょうから、

ミリシタはそれだけではないですよ、という所を見せたい。

はなしらべとか、品のある感じはそうそう出せるものではないでしょう。

 

ただねえ、この味わいは分かる人にしか分からないんですよねえ。

和食のだしの味とか、細かい仕事なんかは刺さる人には刺さりますが、

料亭の薄味より、味の濃いハンバーグにケチャップのほうがうめえ、

という層は少なくない訳で。

いくら細部の指先までこだわっても、演出ドーン、照明ぴか―の方が

すっげー! ってなる人はなるわけで。

なかなか、万人受けというものは難しいですね。

 

また、衣装の多さ、可愛さをアピールできるのもMVの長所かと。

ぶっちゃけると、MVでPRしよう、となった場合、

真っ先に引き合いに出されるのって、ウマ娘のMVだと思うんですよ。

実際、一本一本のクオリティは非常に高いです。

とはいえ、何もかも兼ね備えている訳ではない。

向こうに無くてこちらにあるものをPRしていけば良いのです。

それは何か。

私が思いつくのは、やはり多様性かと思います。

先程のしっとりとした大人の楽曲、多種多様な衣装の数々。

楽曲、MVの多さも優位点としてあるでしょう。

これらミリシタならではの魅力を、違う味として出していければと思います。

 

ウマ娘のMVはクオリティは高いですが、いわゆるオマケ映像であり

必然性は無いので、急いで何本も作る必要が無い為か

ライブMVの供給ペースは非常に遅いです。

もしくは、さすがにあれだけのものをハイペースで作るのは無理があるのか。

対してミリシタのほうは、月に3、4本は増えますからね。

まあこちらはこれが主なので、出さざるを得ない、

という逆の縛りがある故かと思いますが。

どれだけ面白いマンガでも休載ばっかりでは、読者も他の読もうか、

って気になるじゃないですか。

一定のクオリティのものをコンスタントに出せる、というのも大事かと。

 

後、若干脱線話になりますが、ウマ娘のトレーナー諸兄の大半は、

ライブMVなんて特に重視してないと思うんですよね。

ゲーム性が違い過ぎますもん。

あれを続けられるのは育成に面白さを見出している人で、

ライブとか衣装とか作るくらいなら新しいスキルのカードを出せ、

レース中の理不尽を解消しろ、とかなってる気がします。

ライブが見たい派の人は、結局元のアイドルゲーに戻ってるんじゃ

ないですかね。いくら何でも数ヶ月に1本の供給は待てませんよ。

そうでなくとも、どう考えても同じ客を長期間捕まえておく作りに

なってないので、耐えきれずに離れた人向けにPRを打っておくのは

無意味ではないと思います。

 

そういう訳で、なんか長々書きましたが。

ミリシタのダンスは良いぞ、だからそれをCMで出せ、という話でした。

 

 

4周年公演を終えて

皆様、イベントお疲れ様でした。

私は担当1000位狙いでしたのでそこまで走った訳ではありませんが、

ボーダーのポイントとか、気になって何回も確認しちゃいましたからね。

100位狙いの猛者達の戦いは、それは激しかった事でしょう。

そして、確実に生まれているであろう52人の101位の方々、

心中お察し致します。

 

初体験の周年でしたが、楽しいものでしたね。

報酬もオートパスもばかばか増えるので通常のイベントよりよっぽど楽ですし、

何より無料10連がありがてえ。

そこそこ上振れしてくれましたし。

 

まあ、その代償として限定チケットが石2個に化けましたが。

・・・限定なんて大半未所持なのに、なんで被るん・・・?

 

そしてここから5年目。

展開の主軸は、「MILLION THEATER SEASON」になるのでしょうか。

大雑把な認識ですが、13人ずつのユニットという事で良いのかな?

興行的には、ミニとはいえリアルライブ、イベントの契機にできるのは

良い事ではないかと思います。

元々、アプリ以外の収益を重視したビジネスモデルでしょうから。

 

それと、これはあくまで個人的な印象ですが。

「MILLION THEATER SEASON」をきっかけに、

いよいよ39人+13人の体制から、52人体制に移行するのではないかと思っています。

ASという枠組みを完全に無くす訳ではないでしょうが、

今まで明らかに存在した待遇の違いを無くしていき、

ミリオンのシアターに間借りしていたAS、から、

ミリオンの世界の中に、ちゃんと居場所をつくるというか。

 

従来、アイドルマスター=ASであったため、

アイドルマスター」という冠つきの作品なら出ても良い、という

別枠での出演権みたいなものがあったように思います。

それゆえにシンデレラガールズにもいたし、ミリオンライブにもいた。

ただ、あくまでもゲスト枠というかオーバーエイジ枠という感じで、

本職は据え置き機での展開ですよ、と。

 

実際、既に人気、知名度のある集団なので、

全く無名の新ブランドに履かせる下駄として、有用であったと思う。

しかしながら現在、アイマス各ブランドはそれぞれ成長し、

初期ブースターとしての役割は消失して久しい。

また現状AS自体の影響力も低下しているため、

無理して他ブランドに出る意義、効果が薄い。

そうであれば、一旦どこかに腰を落ち着けても良いのではないかと。

 

以前はともかく、今であればもう「ASを独占しやがって」とは言わないでしょ。

デレステとかシャニマスのPからしたら、

むしろ来るんじゃねえという人の方が多そうですし。

ありがたく、ミリオンでいただいておきましょうよ。

 

「ASはオワコン」「ASの影響力は落ちてる」「若い人は知らない」

とか言われて老害扱いされる向きもありますが、

正直それは舐め過ぎだと思う。

確かにAS13人だけで新作ソフトを支える力はもう無いかもしれないが、

アイドル単体としての人気、パフォーマンスはまだ十分に維持している。

実際、ミリオン内での今回の4周年競争、TC選挙など見ても結構強い。

集客力はあるのだ。

 

昔に比べて魅力が増しているキャラも少なくない。

個人的には千早とか律子とか今が一番良いくらいだし、

そもそも単純に歌が上手い人がいるので、

混ざってるだけで楽曲のクオリティが上がる。

そして何より、過去の膨大な楽曲が使える。

選りすぐりの名曲、人気曲を使う権利が付いてくるのだ。これがでかい。

ASが居る事によるメリットは、確かにあるのだ。

ASという「別ブランド」が混じる事によるデメリットと天秤に掛かるだけで。

 

そう、最初は確かに異物であったのだろうと思う。

AS独自の色、世界観を持つがゆえに、

シンデレラの世界、ミリオンの世界を歪めてしまう。

それゆえに、シンデレラはそれを害として排除する方向に舵を切り、

従来のアイマス色から脱却した、

真の意味での新しいブランドを確立する事ができた。

 

そしてミリオンライブはASを抱え続け、ミリオンの色とASの色と、

どちらとも言えない微妙なブランドとなってしまったように思う。

ASも一歩引いてるんだけどね。やっぱ元が強いから色出ちゃうのよ。

それが伸び悩みの一因でもあったと思う。

 

だがミリオンライブ開始からはや8年。

そろそろ馴染むきっかけくらいは出来てきたと言っても良いのではないか。

プロ野球の外国人助っ人だって、8年いれば馴染むだろ。

ラミレスとか監督までやってんだから。

 

というか、ようやく馴染ませる方向に行く気になった、

行く空気ができてきた、という感じではなかろうか。

穿った見方をするのであれば、栄光のASがミリオンと同格など認めん、

などというAS原理主義者も、そろそろ丸くなったろうと。

もう単独活動も難しいし、活動場所が無くなるよりは良いだろうと。

 

なんというか、古参としてはASのPは赤羽根Pか頭Pの字の例の彼で、

イケメン風味のミリPのイメージは薄いんですけどね。

まあ、時代は変わったという事ですよ。

AS組がミリオンの1アイドルとして溶け込み、

ブランドとしてミリオンライブの印象が前にでるようになれば、

自然、世代交代も行われることになるでしょう。

ミリオンライブといえば天海春香、ではなく、春日未来なのだから。

 

また、ASが凋落したというのもOFA、劇場版のあった2014年以降、

メンバー、立場の固定化によりネタが切れた事、

それもあり長らくちゃんとしたスポットを当ててない事が原因かと思われるので、

ミリオンのメンバーと交流していく中で、

新しい魅力、エピソード、関係性を補充していければ、

以前の輝きを取り戻す事もあるかもしれない。

とはいえAS再独立、というのは混乱を招くだけなので避けて欲しいのですが。

 

実質、4ブランド化への移行という事ですかね。

(シンデレラ、ミリオン、シャイニーカラーズ、SideM)

大体、高木社長765プロなんだから、

ASとミリオンが別ブランドってほうが無理があるんだ。

 

上記全て、私の妄想文章なのは百も承知であるが。

52人の765プロとして、新しい道を歩いて行って欲しいと思う。

 

こういう据え置きタイトルはいかがか。

前回より、PS、ニンテンドースイッチなどに代表される据え置きタイトルについて

考えているうち、少し思いついたことがありまして。

 

そもそも、据え置きで出す意味ってなんだって話ですよね。

似たような内容がアプリで展開されているのであれば、

同一の客層を食い合うだけで全く意味がない、というか、害しかない。

市場規模だってアプリゲーの方が断然大きいしね。

PS4は一家に一台無いが、スマホ持ってない奴ぁいねえ。

つまり、スマホに無くて、据え置きにはある、という事をやらないと

メリットが無い。

 

据え置き機のメリットとしてパッと思いつく事。

テレビ、モニター接続なので画面がでかい。

マシンパワーが安定している。

実際のところ、ゲーム機とハイエンドスマホだとスマホのほうが能力高い事も

しばしばなのだが、プレイ可能機種をあまり足切りしすぎる訳にも

いかないので、アプリゲーは低めの性能でも動くよう、

配慮、調整しなければならない。

据え置き機であればスペックが分かっているので、

その中で最高の映像を提供できる。

ムービー、ライブ映像を見るには、据え置き機のほうにも利はあるのだ。

 

ここまで来れば、結論としては早い。

据え置き機で出すべきは、ライブ鑑賞と写真撮影に特化したソフト。

要は、ライブフォーユーと、グラビアフォーユーだ。

そして対象ブランドは、シャイニーカラーズとSideM。

 

既に3DMVを搭載しているミリシタ、デレステでは意味が無いが、

この2ブランドであれば、それは喜ばれるんじゃないのか。

外付けのMV再生装置だよ。しかも高画質、大画面の。

音ゲー要素とか、ゲームの要素は一切いらない。

その代わりに、ただただ映像、演出のクオリティを高める。

ストーリーも、キャラ紹介とさわりの部分程度でいい。

何なら初手からスキップ可能でもいいくらいだ。

 

ストーリーとか、ゲーム要素は本家のアプリでやってくれればいいんだ。

スマホでの再生にこだわらない事で、他の競合アプリと一線を画した

超美麗映像を実現する。

そこらのメーカーでは真似できないよ。

家庭用ゲームの製作部門があるバンダイナムコにしかできない事だ。

それはアドバンテージにならないか。

 

ゲーム機本体も安いものではないし、アプリ本編との二重投資になるので

ソフト価格は抑える必要はあろう。

というか、安くしていいよ。1000円でも500円でもいい。

インパクトを大きくして、宣伝に使おう。値引き分は広告費だよ。

収益の本体は、ダウンロードコンテンツなんだから。

ダンス付の楽曲、衣装、小物など、このあたりはもうお手の物だろう。

ガシャはリターンが不確定だが、直接購入であれば絶対手に入るので

むしろこっちの方が良い、という人もいるはずだ。

本編でも衣装が多数用意されてるんだから、デザインストックも十分。

操作に気をとられず、ただただ鑑賞するのも良いじゃない。

 

メールでの交流とか、そっちの機能はちょっと考え物だね。

そういうのは本編でやらないと、エピソードに穴が開く可能性がある。

実質強制でこっちも買え、というのは反感を買う。注意すべし。

 

3Dモデルは、スタマスので良いからね。

シャニマスの5人はそのまま使えるし。

ステージフォーユー機能もスタマスにあるんでしょ?

正直映像、演出面はスタマスを超えて欲しいので

グレードアップはして欲しい所ですが、まあ流用できる部分は流用して。

 

曲もある、ダンスもある。

シャニマスはリアルライブやってるし、SideMはエムステがある)

衣装のデザインもある。

ベースとなる3Dモデルもある。舞台演出のフォーマットもある。

ほぼ有り物でいけるだろ。

やらない理由が、何かあるかね?

 

セットリスト、出演アイドル、衣装、舞台演出。

自分好みのライブを撮って、動画サイトに上げる人も出てくるだろう。

俺の、私の渾身のプロデュースを見てくれ、と。

そこの映像が凄ければ、興味を持つ人も出てくるかもしれない。

無償で広告をしてくれるのだ。こんなにありがたい事はない。

 

あとは、あれだ。

据え置きのほうにはジョブズはいねえ。

グラビアフォーユーには、これはアウトだろってのも思い切りあったからな。

存分にやれるぞ。

 

だから、やろう。

ぜひともやろうじゃないか。

 

 

取りよう一つ。

こうやって文章を書いてみるようになり、

他の方のブログなども読むようになったのですが。

 

まあ何と言いますか、物事なんでも取りよう一つだなあ、と。

 

例えばセカンドヘアスタイルにしてもさ。

新鮮、カワイイ!、しずくも結構もらえるじゃん、楽しみだなあ、という声と、

ヘアスタイルなんざアクセと一緒で、変えられて当然で時代遅れ、

引くのも追加もガチャ強要だ、搾取だ、ミリシタも終わったな、という声と。

 

同一のことがらに対して、感想のまあ違うこと。

 

フラットに見ると、やっぱり変更できるのは新鮮で良い事だし、

システムが妙に複雑で、コストも重めなのはあまり良くない事だと思う。

実際両面あるのよ。

 

ミリコレ第二弾にしてもだ。

投票前に衣装の詳細が分からなかったので、今回改めて選べるのは助かる、

こっちの衣装も見たかったのでありがてえ、という声と、

全く同じ企画の二番煎じとか、手抜きにも程がある。

もうダメだな、という声と。

これもまあ、どっちも事実である事には変わりないよね。

それを良く見る人と、悪く見る人がいて、

どっちかに振り切った意見を表明する訳よ。

 

人は見たいものを見る、とは良くいったものです。

 

個人的には、ミリコレなんか衣装みんな可愛いんで

何回やってくれても良いくらいなんですけどね。

もったいないでしょ。もう全部見たいくらい。

引けるかどうかはまた別の話ですが(笑)

 

まあ、あれだよ。

イケメンがやるとスキンシップで、俺らがやると逮捕になるやつだよ。

何をやるかが問題ではない。どこがやるかで判定されているのだ。

 

ポジティブに見れば良いとこしか見えないし、

ネガティブに見ればなんでも文句つけたくなる。

特にこういう文章なんてさ、思いこんだらガ―ッと書いちゃうもんだから。

先日もスタマスのネガ記事書いたけど、

たぶん良い所もちゃんとあるんだろうね。

 

こういうのを後で振り返って、クロノレキシカと思うんだろうか。

 

 

据え置きタイトルに思う事。

アイドルマスタースターリットシーズン、進捗放送ありましたね。

司会席隣の坂上Pのまあ優しいこと(笑)

司会の久多良木Pがこういうの慣れていない感じで、

ところどころ進行や会話がうにゃってなった所で助け舟艦隊が出てましたね。

逆説的に、当たりキツめのわかちこPは認められているんだなあ、なんて思ったり。

 

内容的には、新曲「夏のBang‼」MV公開と、

ステージフォーユー機能の紹介がメインでしょうか。

 

発表配信視聴されてる方は基本アイマス好きなので

コメントは概ね好意的でしたが。

個人的には、む~ん、って感じ。

 

何というか、ワクワク感が無いんですよ。

これが売りです、これを楽しんで下さい!っていうのが

ぼんやりしているというか、少なくとも私には伝わってないので

気分が上がらない。

 

私は、ミリオンは新参者ですが、アイマス自体はXboxからやっているので

比較的古参のほうでしょう。(老害とも言いますが)

もちろんAS組に思い入れはありますし、シンデレラでもシャニでもなく、

ミリオンを始めた理由の一つでもあります。

その私の印象からしても、ASとしてゲームの集大成はPS3で発売された

アイドルマスター ワンフォーオール(OFA)」であり、

物語的にはアニメ化、劇場版の公開であったと思います。

 

時期的には2014年。

既にデレマスもモバマスもリリースされており、

若いもんも育ってきたので、AS組はちょっと一線は退いて

楽なポジションに回って良いんじゃないの、という立場にもなれたと思う。

 

プロ野球で言うと、ずっとスタメン張り続けてきた選手が、

若手にポジションを譲ってベンチに座りがちになる感じ。

代打とかリザーバーとして、ちょいちょい存在感を示すような。

 

そうなってくのかな、と思いきや、プラチナスターズ、

ステラステージでまさかのスタメン復帰ですよ。

確かに、PS4になったから絵は綺麗なんだけど。

内容的にはOFAでやり切った感があるので、もう味が残ってないのよ。

OFAに限らず、箱マス、2、SP、各種二次創作などで

AS組はもうこすり倒されているわけで。

この上新しい魅力を出せったって無理でしょうよ。

 

晩年さんざん叩かれてたけど、阪神の金本選手は別に悪い事してないだろ。

レフトのスタメンで出し続けるほうが悪いんだよ。

金本知憲 広島ー阪神 殿堂入りの名選手だが、晩年は肩を壊していた)

 

据え置き=ナムコオールスターズってのに拘りすぎではないかね。

AS組はミリオンでは先輩ポジで一歩引いてるし、

シンデレラ、シャニマスには出てこない。

据え置き発売時に出すくらいしか出番を用意できないのだが、

いくらASが好きでも、ネタ切れ弾切れで放り出されて

集中砲火で沈む所を見たい訳じゃないんだよ。

 

出すならちゃんと作ってくれ。

比較対象のOFAはおろか、初代箱マスより薄い中身で出さないでくれ。

それぐらいなら、もうそっとしておいてやってくれよ。

 

昔はアイマス=ASだった。

でも今はシンデレラガールズが最大手で、ミリ、シャニが同じくらい。

アイマス」のブランドを楽しんでいる人でさえ、

言うたら7割くらいの人は、もう知らないんだ。

 

そこに功労者とはいえいかにも優遇されてる感で出番をもらい、

しかもパフォーマンスが良くないとなれば、そりゃあ反感買うだろ。

だって知らない人なんだもの。

無理に出しても、もう誰も幸せにならない。

 

それを、PS4になって2回繰り返した。

今回3度目だ。本当にもう、頼むぞという祈るような思いがある。

これが最後。ここで少なくとも、周りに恥じないものを見せて、

そして次世代にバトンを渡す舞台にしてくれ、と。

 

あまり大っぴらに言われる事はないが、心のどこかでは皆わかってる。

ASとはいえ、永遠ではない。

天海春香は年を取らないが、中村繪里子は年を取るのだ。

アイマスブランドを続ける気であれば、いつかは世代交代の必要がある。

どこかでそれを見せないと、本人もファンも、第一線から下がれない。

今回の15周年、スタマスは、その舞台としての使用に耐えうるのではないか。

 

だからこそ、最後の晴れ舞台として、スタマスには満足のいくような、

ド肝を抜くような、そういうクオリティがあって欲しかった。

 

MVを見た。

確かにキレイだし、悪いものではないと思う。

でも驚きもない。想定の範囲内だ。言い方悪いがいつものだ。

もっとも、今回発表されたものはキャラ紹介が入っていたので

本来の内容ではないのかもしてないが、それでも、

おおっ、と思う所は無かった。

ミリシタ、デレステのMVでも、あれくらいの事はするんじゃないか。

ステラステージのMVと、大差ないんじゃないのか。

というか、ひいき目かもしれんがミリシタの方が心が動くぞ。

 

ゲーム性、本質が違うので、個人的には競合ジャンルではないと思っているが

比較対象として、必ずウマ娘と比べてどうたら、って声は上がると思う。

ウマ娘のMVは、ちょっと見ただけですぐに、これはすごい、

と思わされるものだった。

これに勝つか並ぶかしてないと、またマウントで殴られるぞ。

 

初代アイマスからアイマス2になった時のグラフィックの進化にも衝撃を受けた。

あの時感じたような衝撃を、今回のスタマスのMVには感じない。

クオリティ向上のため、発売延期までしたんだろう。

これで終わりなのか。

ステージフォーユー機能のために、MVの質を制限されているのではないか。

どっちが主なんだ。何を売りにしたいんだ。

ぶっちゃけ、ゲーム性は期待できないぞ。

まだ見ぬストーリーに期待していいのか。

新規ユーザーを呼び込むための、クジャクの羽根は用意してないのか。

 

私は悶々としている。

ソフトの予約はした。買いますよ。

アイマス好きだもの、支えますよ。

 

でも、でもね。

私は今のところ悲観的に見ているし、

正直、覚悟もしている。

 

この予想が外れてくれる事を、切に願う。